県外視察(9/7~9/9)

2022年9月9日

過去2年間は新型コロナウイルス感染拡大のため県外視察が行われませんでしたが、3年ぶりに教育・スポーツ委員会で宮城県と北海道に視察に行ってきました。どちらの県も愛知県とは違った取り組みが実施されており、とても参考になりました。これらの情報を持ち帰って、より良い教育環境づくりのために、愛知県の教育にどのように活かしていくのかが今後の課題となります。

 

7日には宮城県仙台二華中学校・高等学校を訪問しました。2010年、宮城県内2番目となる併設型の中高一貫教育を導入し、中学生と高校生が互いに学び合いながら、人間性や社会性を高める教育を行っています。また2021年には、東北の公立高校では初めて「国際バカロレア(IB)ディプロマ・プログラム(DP)を導入し、世界の発展に貢献できる人物の育成に取り組んでいるそうです。

 

 

 

 

 

 

8日の午前中はゼビオアリーナ仙台を見学しました。仙台の中心部に位置し、スポーツ・コンサートなどのイベントが開催可能な複合施設です。日本最大規模のセンターマルチディスプレイ、VIPルーム等の最新設備や東北地方のアリーナスポーツの聖地としての取組を伺いました。コロナからの復活のため、行政のサポートも受けながらイベント開催の営業活動に力を入れているそうです。

 

 

 

 

 

 

8日の午後は北海道高等学校遠隔授業配信センターを訪問しました。とにかく北海道は広いので、大学進学等のニーズに対応できない地域の小規模校にいても習熟度別事業や選択授業が受けることができるよう、配信拠点を設置し、遠隔配信する取り組みを行っている現状を視察しました。配信による実際の授業も見させていただき、不登校の生徒にも活用の広がりを感じました。

 

 

 

 

 

 

9日には北海道夕張郡栗山町にある雨煙別小学校コカ・コーラ環境ハウスに伺いました。コカ・コーラ教育・環境財団、栗山町、NPO団体が連携し、廃校を宿泊可能な施設として再生した建物です。自然体験学習を中心とし、文化・スポーツなどの遊びの場の提供をしていると伺いました。コロナで宿泊ができない状況ですが、この日は丁度、小学生が遠足で訪れていて楽しい声が響いていました。